コア便り

【2021/06/30】「蓄積されたBEStPRO-UXデータの可能性」


コア便り、今回の発信は「蓄積されたBEStPRO-UXデータの可能性」です。

先日、永年に渡りBEStPRO-UXをご利用いただいている企業様から、
見積活動高度化のために、BEStPRO-UXで蓄積された見積データを
分析活用したい旨のご相談を頂きました。
弊社でも5年前から検討を続けていたテーマであったため、
特別にお願いして情報交換の場を設けていただきました。

ご相談の発端は、BEStPRO-UXで作成された見積内訳データが、
外部から覗けない専用のバイナリファイルで蓄積管理されていることにあります。
データベースで蓄積管理されていれば、そのデータベースを覗いて、
必要な情報を取得し分析活用の可能性が生まれると言うことでした。

BEStPRO-UXの前身製品であるBEStPRO-Uは、
未だデータベースが普及していない時代に誕生したため、
当然のごとく専用のバイナリファイルを採用することになりました。
BEStPRO-Uでは当該物件の内訳データの全てをプログラムのメモリに展開し、
編集作業が完了すると専用のバイナリファイルに保存する方式を取っていました。
内訳書編集作業時の軽快性はこのメモリ上の作業で実現しています。
後継製品のBEStPRO-UXを誕生させる時にデータベース適用も検討したようですが、
ユーザ様に新たにデータベースをご購入いただく必要があること、
プログラム的には内訳書編集作業時の軽快性を維持するメモリ上作業を継承すること、
を理由にデータベースの適用を断念したようです。

一方で弊社で検討していたテーマとしてデータの安全性と蓄積データの有効活用がありました。
データの安全性では、BEStPRO-UXでは限られた時間でお施主様向け見積を作成する都合上、
同一物件を複数メンバで同時編集出来る機能が搭載されていますが、
そのために共有ファイルサーバに各種制御用ファイルを配置して複雑な制御を行っており、
通信状態が安定している構内ネットワーク上での運用では問題無いのですが、
在宅勤務等で社外から構内ネットワークに接続する際に通信障害が発生した場合に、
制御用ファイルとの関連付けが途切れて正常な制御が出来なくなることを心配して、
通信障害が発生してもデータが残せるような対応を段階的に施して来ています。
蓄積データの有効活用では、例えば用途別グレード別に物件別工種別坪単価を保持して、
新たな見積活動や原価低減活動にご利用いただけないかと考えていました。
今回の情報交換で、我々の検討テーマの一つが大きな手応えを得ることができ、
結果として、UXオプションDX用DB(仮称)の開発を開始することと致しました。
ご期待下さい。次回の発信でこの概要をご紹介します。

BEStPROを使い続けていて良かったと皆様方から思ってもらえるように、
我々は今後も努力を続けてまいります。
そのためにも皆様方との情報交換を強く希望しています。
ある方から、反響用の連絡先が無い事のご指導をいただきました。
文末に私のメールアドレスをお知らせしておきます。
今後もBEStPROをよろしくお願い申し上げます。

一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様方のご健康をお祈り申し上げます。

潟Rア・システムデザイン 代表取締役社長 野崎哲司
nozaki@koasystem.co.jp