コア便り

【2020/11/13】「ゼネコンの利益の作り方の違い」


コア便り、「在宅勤務の社長」「在宅勤務用ライセンスの無償提供」
「時間に余裕のある今こそやるべきこと」「建設業OBが社員として存在する強味」
「ベテランプログラマの価値」「Webセミナーでの講演(1)」
「Webセミナーでの講演(2)」「コロナ禍の中間決算」に続き、
今回の発信は「ゼネコンの利益の作り方の違い」です。

9月と10月に発信した「Webセミナーでの講演」の反響が思いのほか多く、
今回はその内容を少しだけ深掘りしたいと思います。

9月と10月の発信では、ゼネコン様が利益を作るタイミングは、
[1]実行予算が完成した段階で既に利益が作られている
[2]実行予算を運用する中で利益を作り続ける
に分類され、[1]をさらに分類すると、
[1-1]施主向け見積を作成するまでに利益を作る
[1-2]受注した後に実行予算を完成させるまでに利益を作る
とお伝えしました。

[1-1]は、積算システム等の活用により自社内の積算精度を向上させる方法以外に、
発注候補業者と協同で積算活動を行い運命共同体として受注をしに行く場合があります。
地方の有力ゼネコン様に良くあるケースで、限られた見積活動の期間の中で
業者との下見積のやり取りを通じて獲得した予算明細と数量と単価で構成される
業者NETを実行予算案の原価として組み立てて行く方法です。
[1-2]は、公共工事等の落札後に発注候補業者との下見積および見積比較を行い、
より利益性の高い発注構成の実行予算案を組み立てて行く方法です。
ここでの下見積は用意した予算明細の数量に対して単価回答を受けるケースが多いようです。
また、受注時見積のNETをもとに実行予算用の工種に変更し外注予定工事を切り出し、
工種毎の値引き設定と掛率計算を行いながら利益性の高い発注構成の
実行予算案に組み立て直すケースもあります。
企業の事業特性や現状体力にあわせて利益作りのプロセスが異なっています。

これまで原価管理システムは[2]の実行予算運用に焦点をあわせて開発・運用されて来ましたが、
[1]の実行予算が完成するまでのプロセスも広義で捉えれば原価管理の大事な領域です。
弊社の原価管理システムもこの領域に踏み込む計画が進められており、
実行予算案先行作成システム(仮称)として開発準備を行っています。
上記発信の[1-1][1-2]以外の利益作りの方法があれば、
是非とも情報交換をさせていただき製品の機能に反映させたく思っています。

皆様方のところでは、コロナ禍の中、あらたな挑戦を始めましたか?
一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様方のご健康をお祈り申し上げます。

尚、過去の発信でご紹介したWebセミナのお申し込みは以下のサイトでお願いします。
  • http://www.fjm.fujitsu.com/events/web201015/


  • 潟Rア・システムデザイン 代表取締役社長 野崎哲司