製品Q & A: BEStPRO-G

精概算システムの機能について

Q1 概算の精度を上げて、精算に近い概算を行いたいのですが可能ですか?

精概算システムでは23、700項目に及ぶ初期値を持ち、レベル1での3画面を入力するだけで、自動で概算を行います。レベル1だけで躯体や仕上数量が精積算に近い場合もありますが、更に、レベル2〜4で各項目をチェックし修正を行うことにより、精積算により近い概算を行うことが可能です。

Q2 企画段階で未だ図面がない場合でも概算が可能ですか?

精概算システムで図面を入力する必要はありません。建物の用途別施工床面積、おおよその平面形状(矩形、L型、凸型等)と立面形状(セットバック、ペンシル型等)を入力するだけで、概算を行う建物形状や各階の部屋を想定し、自動で概算を行います。
更に、想定された部屋に付随する建具を自動設定し、最終的に建具開口を考慮した躯体数量、内部仕上・外部仕上数量を自動計算し概算を行います。

Q3 どのような構造種別に対しての概算が可能ですか?

構造はRC,SRCおよびS造に対応します。RCについてはラーメンと壁式が可能です。 又、一つの建物で階別に複合したものにも対応します。例えば、地下階がRC造で、地上階がSRC造の建物などです。 又、シミュレーションとして構造を変更しての再計算が可能です。例えば、RC造で概算を行った後、S造で概算の行い構造種別によるコスト比較を行う事も可能です。

Q4 施工場所によるコストの違いを考慮して概算するのでしょうか?

単価を初期値で3つ持つことができます。その単価を使い分けることにより、それぞれの部材を地域別に積算することも可能です。
又、「地区コード」により、直接仮設および共通仮設の運搬費を計算しています。施工場所までの、近距離、中距離、遠距離の3つの設定で運搬費を変えて概算を行います。管理システムで地区の編集及び変更することが出来、ユーザーに合わせての変更可能です。

敷地条件について

Q1 「敷地状況」によるコストの違いはどのように積算しますか?

「地質」および「敷地状況」によって土工事の概算が変わってきます。 地質が「ローム」、「粘土」、「砂」の場合で尚且つ、敷地状況が「郊外平地」「郊外傾斜地」「山地」の場合は根切りの残土を埋め戻し土として使用できると想定し、埋め戻しの買土率が0%に設定されます。それ以外(繁華街の平地等)は100%となります。 (「躯体工事」「土・山止め工事」「土データ入力」のダイアログで「買土率」を直接入力し、変更することも可能です。)
「大型車」が不可だと、残土搬出用のトラック、杭工法、運搬の距離が違ってくるため、土工事、杭、運搬費のコストが変わってきます。 ・又、敷地の道路がある面については直接仮設で朝顔養生を設定します。

躯体について

Q1 躯体数量はどのように計算しているのでしょうか?

建物の躯体は、平面形状、床面積、階高、平均スパン等の条件で計算ロジックにより自動設定されます。柱本数、梁の長さ、床・壁の面積、基礎の個数、杭の本数等も計算されます。
躯体断面は建物の用途と床面積および階数に応じて自動設定されます。 RC、SRC、S造の各部材断面を算定するとともに、想定された建物でのコンクリート、型枠、鉄筋数量を算出します。更に、基礎躯体については躯体自重及び積載荷重を考慮し柱軸力を求め、簡易構造計算により断面を決めています。また、杭本数も自動概算します。

基礎及び杭工事について

Q1 場所打ち杭で杭径がまちまちでもいいが、各基礎について杭を1本での設定が可能でしょうか?

杭の径を「杭径の指示なし」で指定します。その場合、杭本数を1本として、杭径を自動で逆算します。

Q2 杭径と長さのチェックは行っているのでしょうか?

「杭の長さ/径」が80より大きな場合と5よりも小さな場合は杭の設定が不適当であるとみなしエラーを表示します。その場合、修正の目安となる杭径、杭長さが表示されますので、その目安に従い設定を変更します。

Q3 地下部分がセットバックし、下階に行くに従い床面積が小さくなる場合、各階で基礎と杭はどのように計算されますか?

地下階で、その階が下階よりも面積が広い場合は、その階毎に基礎や杭を自動計算します。計算している階が下階よりも面積が等しいか小さい場合は基礎、杭は計算されません。

外部及び内部の計算

Q1 外部の屋根、外壁はどのように計算されるのでしょうか?

入力された階高及び内部床面積と平面形状から屋根、外壁面積を自動計算します。屋根は陸屋根と勾配屋根の設定が可能で、指定されているグレードの仕上げの概算を行うとともに、手摺、笠置、ドレーンも拾います。
外壁は仕上げグレードとして設定されているエントランス面、道路面、その他面に応じた仕上げの概算を行います。更に、バルコニー、外廊下、外階段の概算を行い、それぞれに設定されている笠木、金属手摺、排水溝も拾います。躯体ボリューム、外部仕上げ面積から建具の開口分が引かれ、更には、開口部の抱き、まぐさ、水切りの概算も行います。

Q2 内部の各部屋面積はどのように設定されるのでしょうか?

各用途別に必要と思われる部屋区分が初期値として設定されています。例えば住宅の場合は、1階の共用部として玄関ホール、風除室や、メール室等が設定されます。 又、住宅部分は3LDKを基本とした部屋割りを自動で行います。もちろん、マニュアルで1Kから5LDKまでの設定に変更し、実施図面に基づいた概算を行う事が出来ます。

Q3 内部の用途を特殊なもの、例えば学校や病院、ケア施設等に対応させるにはどうすればいいのでしょうか?

内部の区分として定義されていない部屋も新たな区分として登録し、内部仕上げや建具の設定を行うことが可能です。例えば学校の場合、教室、職員室等の必要な区分を追加し、建具や仕上げをグレードごとに設定することが出来ます。新たな区分の追加を標準DBで行えば全物件共通での使用が可能で、個別の物件での追加はその物件のみとなります。

Q4 外部、内部の仕上げはどのように設定されますか?又、どこまで詳細に設定する事が出来ますか?

外部及び内部の仕上については初期値として5つのグレードが設定されています。外部、内部それぞれの部位(床、壁、天井等)に下地と仕上の組み合わせが定義できます。その組み合わせや、グレード別の設定はユーザーが自由に定義でき、一度設定した組み合わせを標準設定として保存が可能です。

建具工事

Q1 建具はどのように拾われるのでしょうか?

内部の区分(各部屋)には建具がグレード毎に想定されており、自動設定されている区分での建具が自動で概算されます。想定建具は初期値として設定する事が可能で、額縁や、ガラス等詳細な設定も行う事が可能です。

仮設工事

Q1 仮設工事はどのように拾いますか?

建物の形状を想定し、外部足場、内部足場、鉄筋足場等の直接仮設と仮設物や安全費等の共通仮設を概算します。直接仮設は外部足場や、内部足場を具体的に自動設定し拾います。又、共通仮設は面積当たりの歩掛りでの計算と具体的な数量拾いのどちらかを選ぶ事が可能です。

出力

Q1 概算結果はどのように出力されますか?

内訳書は部分別と、工種別の両方が出力可能です。部分別内訳書は外部、内部の区分別に概算の内訳が画面表示されます。部分別内訳書の画面表示での直接仕上材料を直接変更する事も可能です。その際、部材単価も変更し、内訳の合計も自動的に変更されます。 又、部分別内訳書から工種別内訳書が作成され、プリンターに出力する事が出来ます。

Q2 内訳書を他のソフトウェアで取りこみ、編集する事が可能ですか?

内訳書はテキストで出力する事が可能です。BEStPROシリーズの内訳編集システムに取りこみ、編集する事が出来ます。 又、掃き出されたテキスト出力はExcel等の表形式編集ソフトに取りこむ事も可能です。